トリモダリティ│滋賀医大 大阪 林

前立腺がん治療を経験された方の体験談 大阪、林 さん

がんが見つかったきっかけは?、また、どんな治療を勧められましたか?

 父親が前立腺がんで亡くなったのをきっかけに、できるだけPSA検査を受けるようにしていましたが、5年ほど前からPSAの上昇が見られるようになりました。

 大阪市内の総合病院で精密検査を受けた結果、前立腺がんが見つかり、摘出手術と放射線外照射治療についての説明を受けました。
 私自身は、最初は摘出手術するつもりでしたが、インターネットや本を見て、完治させるためにはトリモダリティ以外に治療方法はない、と気づき、担当医に「小線源治療を受けたい」と言ったところ、「うちは小線源治療はしていませんが、ご希望の病院があれば紹介状を書きますよ。」と優しい言葉をかけていただき、途中、遠回りもしましたが、最終的には滋賀医科大学の岡本先生にたどり着くことができました。

 PSA: 35
 グリソンスコア:9
 陽性率: 14%(生検14本中陽性2本)
 T分類: T2a
 診断時年齢: 63歳
 治療年月: 2017年8月
 触 診: 異常はありましたか?
     触診で異常はありませんでした。
      

あなたは、どの治療を選びましたか?

 会社の健康診断では、長い間、PSAは低い値でしたが、57歳の時、「PSA3.9」となりました。しかし、健康診断結果には「(基準以下)異常なし」と書いてありました。
健康診断の問診医に「基準より0.1低いだけなのですが、これって本当に大丈夫なのでしょうか」と聞いたところ、「前立腺炎でもPSAは高くなるので、PSAが高いからと言ってがんとは限りません。いずれにしても、前立腺がんは進行が遅いがんなので心配は要りませんが、検査だけは定期的に受け続けてください。」ということでした
 別の機会を捉えて他の医師にも聞きましたが、大体同様のことを言っておられ、PSAもその後、一時的に下がった時もあって、「多分、前立腺炎なのだ」と勝手に思い込み、すっかり油断してしまいました。

 結局、精密検査を受けたのは4年後の61歳になってからで、せっかく早期発見したのに、PSAはすでに12まで上昇していました。
 精密検査を受けた大阪市内のT総合病院のH医師は、最初から前立腺がんの可能性を疑っておられ、最初の生検でがんは見つかりませんでしたが、翌年、「また生検をやりましょう」、と言われました。(多分、その時、私は露骨にいやそうな顔をしていたと思います。)
しかし、次の生検でがんが発見され、H医師から「次回の診察までに、治療方法を選択してください」と言われました。
 私の場合、限局がんという診断でしたので、摘出手術してしまえば後腐れがないはず、と思っていましたが、インターネットや本でいろいろ調べて見ると、高リスクの場合、摘出手術を受けた患者の約半数が再発しているというデータが書かれており、愕然としました。

 何か良い方法はないか、

いろいろ調べた結果、トリモダリティが一番良いということがわかり、翌週、「小線源治療を受けたい」と言ったところ、H医師は「いろいろと調べられ、希望の病院があるのですね。うちは小線源はしていないが、ご希望の病院に紹介状を書きますよ。」と優しい言葉をかけていただきました。初期から前立腺がんを疑い、生検の本数を通常より増やして見つけていただいたり、患者が言いだしにくいことを察知して紹介状の話を切り出してくれたり、今でもH医師には感謝しています。

 ただ、その時失敗したのですが、治療方法の選択も重要だが医師の選択が重要なのだ、ということがこの時点ではわかっていなかったため、トリモダリティの治療実績をホームページに公開してアピールしている病院の中で、通院しやすいところ、という基準で考え、近くのH医科大学病院への紹介状を書いてもらいました。
 ところが、H医科大学病院へ行きトリモダリティを希望すると、「あなたの場合は摘出手術が一番適しています」、と言われ、来るところを間違えたとすぐに気づきました。
「トリモダリティ以外は考えていないので、滋賀医科大学病院への紹介状を書いていただけないでしょうか」、と言い、結局、遠回りして滋賀医科大学へとたどり着きました。

 ただ、この時、思ったのですが、H医科大学病院の公開情報では、完治率は公開していないものの、トリモダリティも放射線外照射治療も多くの実績があるようでした。それなのに担当医が摘出手術にこだわったことにひっかかりを感じ、理由はいろいろあるにしても、当たった医師により自分の得意な治療方法を勧めるのだろう、とその時、思いました。ということは、滋賀医科大学へ行っても、最初に当たる医師によっては手術を勧められるかもしれない。おそらくいったん滋賀医科大学で別の医師に診てもらうと、途中から岡本先生に回してもらうことは難しいかもしれない。その時はせっかく岡本先生がおられるのに、また他の病院を探さなくてはならないかもしれない。いつまでもそんなことはしておられない、と思い、H医科大学には「紹介状は泌尿器科ではなく、前立腺癌密封小線源外来の岡本医師宛にしてください」と頼み込みました。

 そして、やっと岡本先生のところにたどり着いたのは、2016年の9月、PSAはすでに35まで上がっており、グリソンスコア9という状況でしたが、最初の診察を受けたその日のうちにホルモン治療を始めていただきました。
岡本先生のお話では、「PSAの上昇速度が早いこと、グリソンスコアも高いことから、摘出手術では間違いなく再発するケースです」とのことでした。

 現在の心境としては、

「前立腺がんは進行が遅いがんなので、あわてなくても大丈夫」と言われた言葉を真に受けて、のんびりしていた自分が悔やまれます。人によって違うんですね。
滑り込みセーフだったのか、あるいはもうアウトなのか。
 完治を目指して、一番確実な治療方法と医師を自分で探し、選択しました。これでだめならそれは運命、でも岡本先生の治療なら絶対大丈夫、再発はしないはず、と現在、思っています。

治療後の経過、感想など自由にお書きください

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

 男性機能については、ホルモン療法の時は、射精はできないが勃起機能の方は大丈夫な状態というのは確認できましたが、小線源治療・放射線外照射後は、とてもそのような気分にはなれず、まだ試したことがありません。

 副作用については、

ホルモン療法ではほとんど副作用がなく、小線源治療では尿の出方がかなり悪くなったものの、特に気になるほどではなかったのですが、放射線外照射後は副作用に苦しんでいます。
とにかく尿も便も残留感がひどく、何度でも行きたくなる。おまけに生まれて初めて痔になり、何度もトイレに行くたびに痛さで体力を消耗していきます。現在、サラリーマンで仕事をしていますが、幸い職場の近くにトイレがあるものの、切迫便に追い立てられてトイレに入ったら、先客で個室がすでにふさがっていた時は、思わず絶望の声を上げそうになります。
 紙オムツをはいているので、どうしようもない時は仕方がないのでそのまま漏らします。個室が空いたら、お尻を拭いて、紙オムツを履き替えます。最近の紙オムツはよくできているので臭いはほとんどわかりませんが、漏らしてしまうと部屋に戻ってイスに座ることができないので、別のトイレを見に行くか、トイレ付近で休憩しているふりをしています。
 最後はながながと汚い話で終わり、すみません。現在、私にとって一番切実な問題です。


大阪、林

インタビューへの回答 ありがとうございます
林さんから
「自分が治療を受けた時、初めての体験で何をされるのかもわからない一寸先は闇の中で、じぇんじぇんがんの体験記を見ておぼろげながら、ああ、この先はこんなことが待っているのか、ああ、ここさえ乗り切れば何とかなるな、ということがわかり、ずいぶん助けられました」
とお聞きして、嬉しいような、気恥ずかしいような気持ちです。投稿ありがとうございました。
私が、癌だと言われた時、トリモダリティ治療を受けるって、どんななんだろうと思っていましたが、なかなかネットでは患者からの情報が見つかりませんでした。「じぇんじぇんがん」は、そんな方に伝えられればいいなと思ってが書いています。読んでいただきましてありがとう。

14 thoughts on “トリモダリティ│滋賀医大 大阪 林

  1. 林さん、はじめまして
    私は55歳、この夏に前立腺がんを告知され「外照射併用の小線源治療」を受けることにしました。今、事前のホルモン治療を開始したところです。林さんの話を興味深く読ませていただきました。しかしこれから治療を控えている私にとっては、副作用に苦しんでいるという言葉を聞き、恐怖感を覚えました。

    これらの副作用は毎日が辛い、というような苦痛なのでしょうか。
    それとも、時々苦痛は感じるが、その時以外は普通に生活できるというようなものなのでしょうか。紙オムツとのことですが、放射線治療後は、みなさんそんな状態なのでしょうか。それとも、失敗するわけにはいかないので念のため、なのでしょうか。私も紙おむつをつけないといけないと思うと憂鬱になります。

    私は先回りして心配してしまうような性格なので、苦痛と聞くと気になってしかたがないのです、放射線治療後の副作用は、林さんにとって許容できる範囲のものですか?
    それとも、もしかして他の治療のほうが良かったかもしれないと、治療を公開させるくらいの辛いものですか?、教えていただけますか?

  2. 素直にそのまま近況を書いただけだったので、私の投稿を見て不安を感じる人がいるかもしれないというところまでは、気が回りませんでした。
     私の場合、小線源治療の時は全然問題がありませんでした。問題は外照射だけだでした。
    毎日が辛いのか、という点については

    1)照射開始後1~3週目までは、あまり苦痛を感じることはなく、普通に生活できました。

    2)照射開始後4・5週目~照射終了後1・2週目の時期は副作用がきつく、この時はさすがに毎日がつらかったです。朝は調子が良いのですが、夕方になると排便痛が続くことでつらくなり、何もやる気がなくなる、という1日でした。
    ただ、この時期さえ乗り切れば、後は何とかなるという気持ちはありました。
    また、副作用といっても、全身の痛みや吐き気のような症状ではなく、痛む場所が限られていたので、まだ我慢できた面もあります。
    少しつらかったものの、想定内、許容範囲内のつらさだったと思います。(投稿に書いたのはこの時期です。)

    3)現在、治療後4週目ですが、ずいぶん楽になりました。
    排便の回数が正常に戻り、排便時の痛みが減りました。もう少しで元の体調に戻れそうです。

    私の場合、外照射は全骨盤照射という方法です。
    がんの悪性度が高い、あるいはPSAが高い場合、がんが前立腺にとどまっていても、前立腺の周囲のリンパ節に転移している可能性を否定できないと診断されることがあり、その場合は骨盤内全体に放射線を照射します。当然、その副作用は通常の外照射よりきつくなります、このため、私は症状がきつかったということはあったと思います。

    私は、別の治療方法にすれば良かったと思ったことは一度もありません。
    私の場合は高リスクだったので、手術すると再発する可能性が高い状況でした。手術して再発した場合、次は結局、外照射治療を行なうことになりますので、いずれにしても外照射からは逃げられない状況でした。
    小線源の方が手術より体が楽ですし、治療成績も差があります。
    摘出手術をした後に外照射を行なっても完治率はそれほど高くなりませんが、岡本先生の小線源治療+外照射なら、98%の人が完治したという実績があります。
    がんから解放される希望が98%の確率で先に待っているのだから、ここが我慢のしどころ、多少のつらさは腹をくくって受け入れよう、と思っていましたので、私自身は副作用について悩んだことはありませんでした。

    紙おむつの件ですが、
    私の場合、最初は、頻尿でパンツが汚れるので、治療の3週目あたりから着用し始めたのですが、便のおもらしがあり、早めに着用してよかったと思いました。その後は汚れ対策と、失敗しないように万一のため、着用しています。
    「私のように強い副作用が出た人の中には、一時的に紙おむつを着用している人もいるのではないかと思います。他の人に聞いたことがないのでそのあたりはよくわかりません。」

    体調が完全に元に戻ったら着用をやめるつもりですが、暖かくて通気性が良く、なかなか快適です。11月ごろにはもう体調も戻ると思いますが、寒いから春まで着ていようかな。
     スーパーに紙おむつが3枚だけ入ったお試しセットが売られています。滋賀医科大学病院1階のローソンでもお試しセットを売っています。ズボンの外からは紙おむつというのがわからないように上手に作ってあり、履き心地も快適です。小線源治療の時はまだ要らないと思いますが、外照射が始まったら試されてはいかがでしょうか。
     うまく説明できなかったところもあると思いますが、以上、お役に立てましたら幸いです。

    • 林様へ
      この度は、大変貴重なお話を聞かせて頂きまして誠に有難う御座いました。私は、グリソンスコア=9 
      PSA20 生検16本中10本です。
      今まで大きな病気をせず過ごせて来ましたので、治療と言う事に関して大変に臆病な自分がいます。
      しかし今回、林様、そして「じじ じぇんじぇんがん」サイトを管理されていらっしゃる方の力強い言葉を頂戴して元気が出ました。私にとってもう後戻りは出来ません。「針でも矢でも刺せ!どんな光でも掛って来い。」位な気持ちで立ち向かいます。
      林様のコメントに私は嬉しくて泣きそうです。
      私の治療する医院も担当ドクターも林様と同じです。
      前立腺がんを根治する為には多少の副作用も覚悟出来ました。最後まで頑張ります。そして1年後、笑って酒が飲める様に私の全てをドクターにお任せします。改めまして林様に深く感謝申し上げます。
      本当に本当に有難う御座いました。タカ頑張ります。

  3. タカさん、林さん
    横からすみません。広島在住の63男性です。私は先週グリソンスコア=8 
    PSA5 生検13本中3本陽性です。高リスクでは手術での再発率が高い、手術でできるリンパ節除去も外部照射で行うなど、心配ごとが少しずつ分かってきました。なおトリモダリティを受けるのに相当順番待ちだと思います。初診申込から初受診迄、生検から申込までどの位の日数を必要とされましたか。
    私は骨シンチがまだなのでがんの進行が心配です。

  4.  骨シンチの結果がまだとのことで、さぞかしご心配なこととお察し申し上げます。

    お問い合せの件ですが、私の場合、別の病院で検査を受けた後、滋賀医科大学病院に移りましたので、初診・生検というのがどの段階の話なのかよくわかりませんが、次のような進行状況でした。

    2016年7月 T総合病院の生検で前立腺がん発見。
    1週間後にX線CTと骨シンチを受けた。
          2週間後に治療方法の説明を受けたが、H病院への転院を希望。
    2016年8月  H病院に行ったが期待と大きく違ったため、滋賀医科大学病院への転院を希望。
          H病院がその場で電話をしてくれ、2週間後の滋賀医科大学病院・岡本先生の診察予約をとってくれました。
    2016年9月  岡本先生の初診。
    2017年6月  小線源治療を受けた。

     以上、まとめると、滋賀医科大学病院・岡本先生の初診から小線源治療までに約10ヵ月かかっています。

     ただし、ただ待っていただけではなく、その間、ホルモン療法(注射と薬)を受けており、PSA35→PSA0.02と大幅に下がりましたので、安心して待つことができました。

     答えになっていますでしょうか。

    ご参考までに)
    1 最近はどこの病院も地域連携室という部署があって、転院希望を出すと、病院がその場ですぐに希望先の病院に予約を入れてくれます。
    自分でわざわざ予約する必要はないと思います。
    2 滋賀医科大学病院でも、小線源治療をされているのは岡本先生1人だけです。
    もし違う先生が担当医になると、後で、担当を替えて欲しいと言わなければならないので大変気まずい思いをします。
    小線源治療を受けたい場合は、最初から「前立腺癌密封小線源外来の岡本先生」と指名した方が良いと思います。ここはこだわってください。
    3 転院される場合は、MRIや骨シンチなどの画像を入れたCD、がん組織を顕微鏡で見ることができるプレパラート、を前の病院からもらって持参する必要があります。
    プレパラートは言わないと貸し出してくれない所もあるようなので、転院を申し出たとき、必要なものが全部そろっているか、その場で確認した方が良いと思います。前の病院にまた取りに行っていると時間の無駄ですので。
    なお、CDは返却不要ですが、プレパラートはどこかで返さなくてはなりません。

    • 林さん
      早速に、細かく説明ありがとうございます。
      私も治療に関しては転院希望組みです。幸い骨シンチは問題ありませんでした。腰椎の付け根が2週間ほど痛みが続き気になっていました。非転移性がんとは何をもって判断するのか、MRI画像判断だけの臨床判断なのか勉強中です。 

      少し質問いいですか
      初診から10ケ月間での小線源照射開始は長いのですね、希望者が増えているのでしょうか。
      通院はどのくらいのピッチでされたのですか。
      ホルモン療法はどのタイプでしたか。産生の抑制または作用の抑制があるようです。
      最近更年期障害でうつになる人が、この男性ホルモン低下が起因していると聞きます。副作用はほとんどないと書かれておりますが、すばらしいです。性格など個人差があるのでしょうが、ストレス耐性の低い私には気になります。

      参考情報ありがとうございます。Ichiさんのプログのおかげもあり、早速岡本先生とメールで予約をとることができました。初診迄の間がまだありますが、パニックになるなと励まされました。

  5. あんこう 様
    私宛にメールをいただきました。すぐ返信のメールを差し上げましたが、届いていますでしょうか?、もしかすると誤って迷惑メールに仕分けされ届いていないのかもしれません。
    それでは、こちらにも返信内容を記入しておきます。

    >いまさらながらPSAの変化率を見逃していました。少しあせっています。
    直前の1年で1.8倍ですね、早い上昇ですが グリソンスコア:8だとそのくらいで普通かもしれません。これまでに多くの患者さんから病期や進行度の話をききましたが、
    PSA:5.22、グリソンスコア:8 程度なら、
    骨転移の可能性は、まずない、と考えていい。

    >初診予約は月曜日にしますが、まだ先の受診となるでしょう。

    もしかしたら、滋賀医大の泌尿器科に電話するなどの方法で予約を考えているのかもしれませんが、それでは取れないかもしれません。
    岡本先生は泌尿器科に所属していません。
    岡本先生の初診予約は、まず、ご自身の病状を書いたメールを直接先生に送って、治療ができるか、相談してみください。
    現在、まだ骨シンチの結果が出ていないでしょうが、それでもかまいません。骨シンチで問題がなかった場合の話(まず、大丈夫ですが)として、相談されれば良いのです。

    >またメールアドレスはどのように手にいれられましたか。

    岡本先生のメールアドレスは以下のページに記載されています。
    http://www.shiga-med.ac.jp/~hqdbpc/brachytherapy6.html

    >その間可能なら直接岡本先生にメールで相談したいことあり、可能でしょうか

    診察していただけることになったのなら、質問や相談はその時にすべきでしょう。
    非常にお忙しい先生ですから、メールは必要最低限にすべきです。

    >②治療開始までに、がんの進行に不安がありましたか、
    >あればどのような工夫をされましたか

    私の場合はグリソンスコア8の中でも、より悪性度が高いと初診で判断されたため、ホルモン療法との併用(実際にはトリモダリティ)に決まりました。このためただちにホルモン治療を開始ました。これによってがんの進行を心配する必要はなくなりました。

    >③トリモダリティ治療されています。かなりの回数滋賀まで外来受診され、また5週間も入院されいます。
    >寂しがり屋の私にはしんどいですが、長期入院期間にどんな工夫をされましたか
    積極的に体を動かすため、散歩やリハビリ施設での運動、ノートパソコンで文章の作製などをしていましたから、それほど暇という意識はありませんでした。あっという間の5週間でした。

  6. Ichiさん
    親しみ込めて、こう書かせてください。
    スマホ1年生ですので、メール設定がうまくいきません。今回はパソコンのメルアドを記載します。
    質問への回答ありがとうございます。
    骨シンチの結果は骨転移なしの結果でした。とりこし苦労です。今後も心配ことはあってあたりまえ、その都度つながっていこうと思います。
    受診申込は偶然連絡先が見つかり、メールで申込できました。プログの情報が大変役にたちました。
    パニックにならず、初診をゆったり待ちなさいとのことでした。
    初診は4月末ですが、がん情報サービスの冊子も参考に予習(治療への準備)といままでの復習(自分体験記作成)をしておきたいと思います。
    そのた、初診でのホルモン治療開始で安心できたこと、入院時の過ごし方など役立ちます。
    まずは広島からの初診外来の仕方など、課題・疑問リストも作りたいと思います、堂々巡り思考しないように。また、アドバイスいただければ幸いです。

    • あんこう様
      骨シンチ問題なしとのこと、おめでとうございます。
      (申し遅れましたが、ichi様も、再発は取り消しになったとのことでおめでとうございます)

      1) 初診から10ケ月間での小線源照射開始は長いのですね
      → 希望者が多く、先生がお忙しいのは間違いないですが、小線源治療前にある程度の期間、ホルモン療法を行うと効果的だ、という話をどこかで聞いたことがあります。
      私も詳しくは知りませんが、ホルモン療法は検査で見えない小さながんを消滅させる効果があるそうです。
      前立腺内のラストボスを退治する前に、体のどこかに隠れている子分どもをホルモン療法で先にやっつけておく、ということだ、と私は理解していました。
      もっとも先生はホルモン注射をする時に、「これは時間かせぎです」とおっしゃっていましたが。

      2) 通院はどのくらいのピッチでされたのですか。
      → 間隔は一定ではありませんが、おおざっぱに言うと3ヵ月に1回でした。

      初診から6ヵ月後、3ヵ月後、1ヵ月後。
      ――小線源治療実施――
      外照射開始前に1回。
      ――-外照射実施――
      外照射完了後、3ヵ月後、3ヵ月後。以後は半年に1回。

      3) ホルモン療法はどのタイプでしたか。
      → 注射はリュープロレリンで、薬はピカルタミド(カソデックス)でした。
      きちんと勉強していませんが、リュープロレリンは男性ホルモンの分泌を抑え、ピカルタミドはがん細胞の男性ホルモン受容体をブロックして癌細胞の増殖を防ぐ、という役割だったと思います。

      4) 副作用はほとんどないと書かれておりますが、すばらしいです。
      → 薬の副作用は人によりずいぶん違うようです。私はたまたま薬が体質に合っていたようですが。
      Ichi様、薬の副作用について何か情報をお持ちでしたら、アドバイスをいただけませんでしょうか。

      5)追記
       病院を移るときに持って行くものですが、じぇんじぇんがんの中に書いてくれてありました。「治療:トリモダリティ滋賀医科大へ」の所をご参照ください。こちらの方が正確です。

  7. あんこう
    林さん
    こと細かく記載してもらい、大変恐縮に思います。今後、様付けはご遠慮願います。
    Ichiさんのプログも拝見して、大体の治療パターンと使われる治療薬の作用が判ってきました。
    いま、腺友ネットにある診療ガイドブックを見ながら理解しようとしています。
    ・・・妻からは、先生に100%任せばええが・・・といわれています。知っておくことも大切と思い、個人の持病への影響も鑑みながらですが、そこは先生が初診されて決まる治療計画に従います。
    これからは、治療にむけての準備を「がん情報サービス」の冊子を参考に行います。
    私の場合、こころの焦りをどう抑えるかが課題です。・・・仕事をやめて折角趣味に費やす時間ができたというのに・・・
    また、こちらの勝手なタイミングでHelpメール?を出させてください。
    お互い、がんばりましょう。
    ありがとうございます。

  8. あんこう さん

    >非転移性がんとは何をもって判断するのか
    この意味がよくわかりません。
    生検プレパラードの病理医による診断書に、そうなっていたとかですか?、

    >ホルモン療法はどのタイプでしたか
    [林さん]
    >4) 副作用はほとんどないと書かれておりますが、すばらしいです。
    >→ 薬の副作用は人によりずいぶん違うようです。私はたまたま薬が体質に合っていたようですが。

    前立腺癌の放射線治療(小線源、粒子線を含む)において、ホルモン療法を併用すると根治性を向上させる、という報告がありますが、その期間はどれくらいが必要とされるかは、臨床試験段階であり、確か立証されたものではなかったはずです。

    ホルモン療法を併用する場合は、通常どの病院でも、MAB療法またはCAB療法と呼ばれる、ほぼ確実に男性ホルモンを遮断する方法が使われます。ホルモン療法によって男性ホルモンが枯渇するため、さまざまな副作用が出ますが、それは患者さんの体質による違いで出かたが変わると思いますから、予測は無理でしょうね。
    内分泌療法に詳しい先生によれば、若い方(60代くらい)であれば、およそ2年のCAB療法くらいが、治療終了後男性ホルモンが復活する限界だろうと聞きましたが、滋賀では、およそ1年以内程度の期間で打ち切るので、副作用に関してそう心配はいりません。それでも、男性の体にある程度のダメージを与えることになるようです。

    岡本医師は悪性度が高い癌であったとしても、放射線治療に併用するホルモン療法が必ずしも必須とは考えておられないようです。このため、グリソンスコアが9であった場合でも、ホルモン療法を用いない、小線源単独、あるいは小線源+外照射という治療が行われることがあります。

    前立腺(局所)に非常に高い線量を照射することで、癌の悪性度(GS8でもGS10でも)に関係なく、すべての癌細胞を死滅させることができる。このためには非常に高い線量を与えられる密閉小線源治療が必要というのが岡本医師の考えです。

    >「がん情報サービス」の冊子
    なにか、そのような冊子が配られているのでしょうか?
    もしかして、このサイトと同じような内容ですか?、あとで読んでみます。
    https://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/index.html

  9. chiさん
    詳しくありがとうございます。

    >非転移性がんとは何をもって判断するのか
    →この意味がよくわかりません。
    →生検プレパラードの病理医による診断書に、そうなっていたとかですか?、
    困惑させてすみません、個人的な造語です。生検プレパラードの診断書には書いていません。MRI画像みて限局がんであり、転移はないと担当医の発言から、がんの性質を言い当てる表現があるのかと思った次第です。
    私は、じぇんじぇんがん治療体験記の最新を読んで納得しました。 今診察を待っている人、まだ小線源手術を待っている人にもじぇんじぇんがん治療体験記は心の支えになると思います。

    >「がん情報サービス」の冊子
    各拠点病院のがん支援相談センターに設置されています。
    記載ULRの「資料室」にいろいろ情報があります。

  10. Ichiさん
    ホルモン療法の説明ありがとうございます。
    ということは、私のホルモン療法の場合は単なる時間かせぎが目的で、患者さんによってはホルモン療法をしない場合もあるが、そこは岡本先生がきちんと判断をした上でのことなので、心配することはない、ということですね。
    奥が深いなあ・・・。

    あんこうさん
    心配なことはたくさんあると思いますが、お互い頑張りましょう。
    きっと良い結果が待っているはずです。
    治療の成功をお祈りしています。
    (本コメントへの返信はご無用です。また何かありましたらご連絡ください。体験だけなら私でもお話できますし、難しい話はichiさんが助けてくれると思いますので。)

  11. あんこうさん
    MRIでは、前立線癌の病巣を捉えられないこともある、というのはご存知ですね。当然、前立線癌の浸潤、転移を捉えられないこともある、と考えるのが自然です。
    体幹部造影CTによってリンパ節転移、骨シンチにより骨転移の可能性が指摘されることもありますが、これも確実性はありません。結局、転移がなさそうならば、限局がんと判定しているだけでしょう。

    林さん、
    ホルモン療法は、”単なる時間かせぎ”とは限らないのです。
    私はPSA3でGS8なのに、なぜトリモダリティになったか、ですが、GS8にしては腫瘍の顔つきが悪すぎるのでホルモン併用が必須とされました。
    放射線科の先生によれば、ホルモンを併用することで、より高い線量の照射をした場合と同じ効果を得られのだそう。つまり、より悪性度の高い腫瘍はに対して、ホルモン併用は一定の役割を果たす、ということなんだと思います。
    そこまで悪性度が高くないなら「十分な線量を投与することでホルモンの助けは不要」という考えで、滋賀では高リスクでも小線源単独も実施されているのだと思います。

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