ダヴィンチで摘出│新潟市民病院 K

ダヴィンチ(摘出)の体験談 新潟 Kさん

お住まいの地域:新潟県

治療を受けるまでの経緯は?

当時身長173cm/体重95kg プログラミング系の仕事を名生業とする会社員。
長年メタボ(中性脂肪、尿酸値)で通院していたが、2022年の会社の健康診断で血糖値やHb1A1cの上昇が認められ、かかりつけ医にチェックしてもらった。(立派な糖尿病判定)
その時に健康診断の項目に無い他の検査もして下さり、結果PSAが4.87であったため、泌尿器科受診を勧められた。(素直に近くの泌尿器科開業医へ)
そこでの3か月後のPSAが7.8となっため新潟市民病院を紹介され、MRI/CT/骨シンチ/生検を受けて前立腺がんの確定診断を受けた。

 治療前PSA:7.8
 グリソンスコア:7 (3+4)
 陽性率:40%(生検 10本中陽性 4本)
 T分類:T2c
 診断時年齢: 59歳
 治療年: 2022 年
 触診の結果は?:異常なし

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

日曜日に入院し火曜日に手術。次の週の木曜日に退院し、翌月曜日から会社復帰しました。
糖尿病なので傷の治りが悪いのですが、概ね事前説明の入院で復帰できたので、治療に関するストレスはありませんでした。(ドレーンの管が入っていたところの癒えが悪くて抜いた後、1日ほど体液漏れがあったりしました)
管を抜かれてからの駄々洩れは噂通りのがっかり感がありましたが、まぁ付き合っていこう思っていたので万全の準備で対応しました。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

退院後半年経過し、その間に2回検査しましたがPSAはいずれも検出下限値でした。
尿漏れはまだありますがパッドを1日1枚で持て余す程に改善してきましたので、入浴時に下着を交換する感覚でほとんど苦になってません。
また現在まで、2週間の出張、3週間の出張をこなしてまして、治療前と何ら変わらない社会生活を過ごしてます。
診断確定時に全摘と放射線治療を提示されました。それまでにこのサイトを始めある程度の情報は仕入れておりましたが、迷わず全摘を選びました。
これは2つの理由があり、1つは男性機能より早期の復帰(純粋に治療にかける日数を減らしたい)。2つ目は私が事実確認主義であること。MRIやその他の検査がいくら優秀であっても、実際に現物を見てみないとT分類だって正確じゃない(これはDrの言葉でもあります)わけです。同様に放射線治療も技術が上がっていても100%ピンポイントで照射されている(された)の確証はないと私は思っており、それによるリスクを避けたいという考えがありました。
神経温存されなかったので男性機能は当然なくなりました。後で判りましたがMRI検査の結果T3aの疑いがあっとのことですので妥当かと思います。(摘出したものの現物確認で最終的にはT2cであることが判明したのはラッキーでした)
ただ最近、カッチカチではないですが偶に朝勃ちすることがあり、用途はないんですがなんかウキウキしたりしてます。
どの様な治療方法でもがんを生成した身体なのだから再発のリスクはあると思ってます。それに怯えても仕方ないので、日々満足できる生活を過ごせればと。
結局現在の私は男性機能のみ失っただけで完全に社会復帰できていると思っています。
詳細を知らない会社の同僚は全く違和感ないでしょう。
この状況は私の希望したとおりのものです。
これは私にとって男性機能は優先度を下げられるものだった結果ですね。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

「たぶん、この治療を選びます」


新潟 K

新潟 Kさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。

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