SBRT(体幹部定位照射)│東大病院、Y.

定位放射線治療(SBRT)の体験談 よしやんさん

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治療を受けるまでの経緯は?

6年余り前(2013年7月30日)私のPSA値は14.86だった。しかし、検査もせずそのまま放置していたが、2年半余り後(2016年2月25日)頻尿や血尿に驚き病院に行った時はPSA値は41.4になっていた。

それでも、その後、前立腺炎の治療に10ヶ月以上費やし、やっと前立腺がんの検査を行い治療を始めたのはPSA値が14.86だった時から3年半余りすぎた2017年2月3日だった。PSA値は60近くになっていた。

 治療前PSA:60
 グリソンスコア:4+5=9
 陽性率: %(生検 本中陽性 6本)
 T分類:
 診断時年齢: 歳
 触診の結果は?:
 治療年: 2017 年

治療後にどう感じましたか

放射線治療はIMRT(強度変調放射線治療)で2グレイ×(36回~39回)が通常だが、私はVMAT(強度変調回転放射線治療)によるSBRT(体幹部定位照射)での(8グレイ×5回)という2016年4月に保険治療対象となった、日本での前立腺がん治療では新しい治療を受けた。

また、半年ホルモン治療を行ってから放射腺治療を行い、その後1年半~2年ホルモン療法を継続するのが通常だが、私は2年間ホルモン療法を行った後放射腺治療を行い、ホルモン治療は放射線治療1ヶ月前に止めたが、その後も行わないつもりだ。

それ故、私は、先駆者というか異端者なのかもしれないが、私のような状況下での治療資料はほとんど無いと思われるので、今後治療経過がどの様になるか解りづらい。その意味では記録を残すことに意義を見いだしている。

詳しくは以下のサイトをご覧ください – ichi –

ココログトドよしやんのブログ 前立腺がん闘病記
http://cocologyosiyann.cocolog-nifty.com/blog/


よしやん

よしやんさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。

 

 

 

 

 

 

定位放射線治療(SBRT) │東京 TT

定位放射線治療(SBRT)の体験談 東京 TTさん

治療を受けるまでの経緯は?

2018年6月に定期検診でPSA=4.39となったが、ほおっておいた。しかし11月の再検査でもPSA=4.5であったため、MRI及び生検を受けました。その結果T2aの癌である事が判明。幸い翌年1月の検査では骨、リンパに転移はありませんでした。

驚いたのは、先生曰く「手術、放射線、重粒子線、監視療法等いろいろあるが、どれにするかは貴方がご自分で選択して決めてください」という簡単な話しかもらえなかった事である。
そのため、ここから、本やネットで、情報を集め、癌拠点病院で話をきいたりして、猛勉強?をしました。

次の理由から手術は除外しました
1)私が心筋梗塞でステントを2ヶ所いれているので、手術ではややリスクがある事、
2)摘出手術では尿失禁が30%はあり、数%は永年の重度の障害が残る事
3)性機能障害がほぼ出る事
心臓に負担が少ない事、QOLが下がらない事、性機能をほぼ温存できる事、そして非再発率の高い治療である事を前提として治療法及び病院を調べました。

小線源+ホルモン治療の非再発率が比較して統計的にやや高い事はわかってましたが、数%の差でありました。小線源は体に放射線物を埋め込むためどうも抵抗があったため、外照射治療IMRT又は、重粒子線の選択に傾いてゆきました。重粒子腺は、治癒率、後遺症の観点から良さそうで、経験のあるH医研にコンタクトしましたが、残念ながらすでに混んでおり、初診まででも6カ月という返事でした。

一方IMRTの中でも、より高い放射線をあてたほうが生物学的に良いが、健康な付近の組織への照射による後遺症の問題がある話をK大学病院、J医大病院の放射線医師の話しで知りました。そんな折、セミナーで後遺症を軽減するスペーサーが保険適用になり、またより強い放射線をあてるSBRT治療を関東の3つの病院でやってる事を知り、この治療を選択する事にしました。 

VMATによるSBRTに決めました

決めては以下の理由でした。
1)いまだ10年の実績がなく未知数の部分はあるが5年では通常の照射に比べ同等かそれ以上の成績であった。
2)通常の照射の90gyに相当にあたるより強い放射線をあてる事ができしかも5回の通院で済む。後遺症も通常の38回~40回照射と変わらない。
3)晩期の直腸障害をできるだけ避けるスペーサー挿入が保険適用可能である。 T大付属病院では重度の晩期の直腸障害は無くなったという結果も発表されていた。

 PSA:5.16
 グリソンスコア:GS(3+4)
 陽性率: 3本/14本中
 T分類:T2a
 診断時年齢:68歳
 触診の結果は?:触診では怪しいという事のみ

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

治療後、後遺症として、渋り腹、頻便、排尿障害、肛門通等が出ましたが、約3週間で消え問題なくなりました。あとは半年後位に出る晩期後遺症が次の関門です。
現在はPSA監視中です。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

まだ治療が終わって1カ月ですが、男性機能は全く問題ありませんし、その他の早期障害も消えました。
次に同じ治療を選ぶかどうかですが、PSAの低安定(非再発)を見てこの治療が良かったかどうかをみますので現時点ではなんとも言えませんが、将来だったら重粒子腺を選ぶかもしれません。

もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選ぶかと問われたが、
私は 「現時点ではなんともいえない」と答えた。


東京 TT

東京 TTさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。

SBRT(定位放射線治療)│鎌倉 G

前立腺がん治療を経験された方の体験談 鎌倉 G さん

がんが見つかったきっかけは?

前立腺炎の発熱からPSA検査により数値が20だったので経過観察。
半年以上炎症が長引き、治ってもPSAが17と高かったので生検しました。グリソンスコア4+3、限局中リスク、転移なしでした。
治療方法で悩みました、手術が妥当と勧められましたが調べるにつれ、尿もれ、他の合併症、生検の経験から放射線治療を選びました。どの治療を選んでも完全に治る人はいなくたまたま発見されただけで人間にはガンがつきもので上手く付き合わなくてはいけないんだと思うようになりました。

 調べに調べ決めたのがSBRTとう言う最近保険適応されたIMRTの最新療法です。5回の照射であっけなく終わり、後遺症も排尿障害が少しだけです。尿もれ、勃起障害なんてありません。(これはかなり大きい)新しいので予後の治療経過報告に乏しいのが不安みたいですが為せば成るで乗り切りたいです。

 PSA:15
 グリソンスコア:7
 陽性率: 58%(生検 12本中陽性 7本)
 T分類:T2c
 診断時年齢: 60歳
 触 診: 異常はありましたか?無し

あなたは、どの治療を選びましたか?

SBRT放射線外照射

鎌倉 G

インタビューへの回答 ありがとうございます
あとで私のコメントをここに記入させていただきます。