ダヴィンチによる摘出の体験談 東京_TFさん
お住まいの地域:東京都
治療を受けるまでの経緯は?
2017年の人間ドックから3年連続PSA値が3.7~3.8と高く60歳の還暦を機に自宅近くの泌尿器科で診察。この時PSA値が5.7で即エコー検査(恐らく前立腺肥大の可能性の検査)。結果(恐らく前立腺の大きさが通常だったのだろう)、紹介状を持たされ総合病院行きとなる。
軽い問診と血液検査で後日MRI検査確定。造影剤を入れてMRI検査を受け後日診断で豆粒みたいな濃い影が1つあり針生検確定。1泊2日の入院にて針生検、影のあった所から癌細胞が検出され前立腺癌の診断。まぁ多少のショックはあったが割と能天気な性格で治療法の説明を色々受けたが、7年以上のセックスレス(外撃ちも含む)で勃起障害など起きようが起きまいが関係ない!と即「前立腺全摘出」に決定。
治療前PSA:MAX 5.7
グリソンスコア:不明
陽性率: 不明 %(生検 本中陽性 本)
T分類:不明
診断時年齢: 60歳
触診の結果は?: していない
治療年: 2019年
治療後にどう感じましたか
治療予定の方は現在の気持ち
入院中はチ〇コに挿さっている管が痛かったのと、娘(実際は息子2人)くらいの年齢の看護師さんが爺のチ〇コつまんで体拭いてくれるのが恥ずかしかった。退院後は退院当日からたばこ・飲酒している。たばこは加熱式たばこ(手術前から)で3日で2箱くらいで酒は焼酎を1週間に1.5~2升ほど嗜んでます。
尿漏れは人それぞれ千差万別でしょうが、骨盤底筋の訓練などで昼間は3ヶ月くらいで尿パットは取れました。が、夜は毎晩呑むのでオムツが欠かせない状態です。退院直後は排尿のコントロールが一切効かず、アルコールが入ると完全にマヒして(自動車の運転で例えると)アクセルとブレーキの位置が分からず、踏んでいるのかいないのかも分からない無茶苦茶な状態でした。今は飲酒してもある程度ブレーキは効いていますが、寝ちゃうと漏れるときもあるけど。。。
現在の経過、伝えたいことなど
昭和30年代から40年代生まれの人たちは「癌=死」というのが通説だったと思います。現在は軽い風邪とは言いませんが治療法がいくつもあり、また転移・再発しても封じ込めることができるかもしれない病だという認識を広く知ってもらいたい。
癌(前立腺癌)は決して完治しない病ではなく、また多くの方々が闘病(ちょっと大袈裟だが)しているどこにでもあるものだと広く知らしめるべきだと思っています。
他の人の体験談など拝見させていただきました。
(私だけなのかもしれませんが)全身麻酔から覚めた時、異常なくらいの寒気を感じたのを思い出しました。冬山で遭難した経験はありませんが、それに匹敵するのではないかと感じ(一瞬ですが)このまま凍え死ぬのか?とも思いました。術後そのようなことが起こるのは分かっていたようで電気毛布も用意されていたと記憶しています。これは術前に知っておくのと知らずに受けるのでは違うと思いました。
差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。
もともと勃起させる必要が無かったので特に困ってはいません。むしろ前立腺を全摘出することにより『射精感はあるが射精しない』という現象をチャンスがあれば試してみたいという欲求が少しありますね。ただ、勃起しないのでなんとも。。。
患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?
私は 「はい、この治療を選びます」と答えた。
東京_TF
東京_TFさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。
また、あとで私のコメントをここに記入させていただきます。