小線源療法+外照射|滋賀医大 兵庫TS

カテゴリー: 小線源療法+外照射

小線源療法+外照射の体験談 兵庫TSさん

お住まいの地域:兵庫県

治療を受けるまでの経緯は?

私は、前立腺肥大で泌尿器科にかかっており2019年頃からPSA値がじわじわと上昇し出しました。今年に入って2回検査を受けたところ4.08 , 4.06と基準値を少し超える程度でしたが、念のため6月3日に生検を受けました。

結果は6月14日に判明し12箇所中2箇所に早期発見ではありましたがハイリスクの前立腺癌と診断されました。
こちらの病院では全摘しか選択肢がなくハイリスクの場合、先に手術をした際は再発率が40%, ホルモン療法を1年続けてがん細胞を小さくしてから摘出した場合は25%との成績だそうで6月27日から投薬(ピカルタミド80 毎朝1錠)と月1の男性ホルモンを抑制する注射を始めました。

1年の猶予があったのでネットで調べ尽くしこちらのHPにたどり着きやはり一発勝負ということを強く認識しました。結果、小線源治療に決めましたが本命の岡本先生が係争中でしかも待機患者300人との情報を知り奈良か徳島の病院に照準を当てていましたがやはり岡本先生が気になり連絡先してみたところ2回目のメールでお返事をいただきました。
こんなに嬉しかったことはなかったです。
即、通院していた病院から生検等の資料をもらって4日後に滋賀医大に向かいました。
早期発見して頂いた最初の病院にも感謝しています。

 治療前PSA:4.08
 グリソンスコア:2箇所ハイリスク GS:4+4=8 占拠率40%、4+4=8 占拠率30% 
 陽性率: %(生検12本中陽性2本)
 T分類:
 診断時年齢:66歳
 触診の結果は?:しこり有り
 治療年: 2019 年

治療後にどう感じましたか

治療予定の方は現在の気持ち

小線源治療は完璧でした。1時間足らずで71本挿入されました。前立腺癌は直腸との境目に浸潤する場合が多いらしく私の場合も例に漏れずこのケースでした。

小線源(放射性ヨウ素 I-125)から放射される放射線が周囲5mm以内なので癌に寄り添うように挿入する技術が必要なので術者の熟練した技術、もしくは天性の器用さが無いと良好な結果が出ないと思います。

しかしながら、裁判では大学側が(小線源は)誰がやっても同じ※1、結果は変わらないと証言したのは呆れてしまいました。素人でもわかる虚偽の発言には法廷でも失笑が漏れたように記憶しています。 事実を曲げてまで護りたいものが何なのか私には到底理解できません。

現在の経過、伝えたいことなど

差し支えなければ、男性機能はどうなりましたか?、教えてください。

お元気です〜 笑)
やはり全摘は、排尿の問題と完全に性機能が失われることとが要因でやめました。ホルモン療法は2ケ月(2回)最初の病院で受けましたが、男性ホルモンが減り活気がなくなったように覚えてます。

岡本先生の治療に代わってから即ホルモン注射をやめたのですが標準値に戻るのに1年半もかかるのですね! この判断も岡本先生に感謝しています。
小線源治療は、3日後には通常の生活に戻れて快適でしたが外部照射の影響が長引いてしまいました。元々前立腺肥大なのですがとにかくトイレが近く困ってしまいます。大きい方はようやく安定して来ました。
性機能はある意味以前よりお元気ではありますが射精感覚ないのでスッキリしませんが贅沢ですよね。・・・でも何か良策があれば教えてください。 汗)

最後にこの度の新型コロナ、遺伝子ワクチン騒動ではっきりしたように厚労省の指針は、支配層の思惑通りで国民の健康とはかけ離れている場合が多々あります。
治療法及びドクターは、自分で選ぶ時代かと痛感している次第です。

患者さんへの質問:
もし、時を遡れたとしたら、同じ治療を選びますか?

「はい、この治療を選びます」


兵庫TS

兵庫TSさん、インタビューへの回答ありがとうこざいました。もしこの回答内容を変更したい場合は、再度ご記入いただければ、差し替えさせていただきます。

※1 小線源は誰がやっても同じ の補足

これは、全く未経験の医師が小線源治療を行う場合、それを患者に伝える告知義務がある、とした患者側の主張に対して、病院側の証人(放射線治療医)が証言した言葉で、未経験の医師でも治療に問題は起きないと主張したかったようだ。
私の記憶では、少なくとも一般的な小線源治療において、全く未経験の医師が行ったとしても問題はない・・というような内容だったと思う。
「少なくとも一般的な小線源治療において」と限定して→ 問題は起きない としているが、これはおおむね正しい。
治療そのものはシードを留置するだけであるから、その精度が悪くても直ちに命にかかわることはない。また治療の根治性もかなりの時間が経過しないと判明しないし、そもそも病院は高い根治性を保障しているわけではない。治療内容が妥当であるかどうかの検証はもともと困難なのである。
 
しかしながら、患者の治療に対する一番の期待は 高い根治性である。
「少なくとも一般的な小線源治療」などというものであれば、誰も滋賀に足を運ばないのである。
少しでも良い治療成績を患者が期待しているのに、それに応えられない治療とわかっていながら、平然とそれを提供するのは患者に対する背信行為であることは明らかであり、いったい誰のために医療を提供しようとしているのか疑問である。おそらく病院側になんらかの利益があるからで、まさに病んでいるとしか言いようがない。

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